今さら聞けない!知っておくべき照明の種類
「インテリアや家具をオシャレにしたのに、理想の部屋にならない…」なんてことはありませんか?
もしかしたら、それは『照明』が原因かもしれません!
シンプルなシーリングライトやカフェ風のペンダントライトなど、種類はさまざま。
そこでこの記事では、それぞれの照明の特徴やどんなお部屋に合うのかを分かりやすく解説します!
新築やリフォーム、部屋をオシャレにしたい方はぜひ、照明選びの参考にしてみてくださいね。
基本的な6つの照明とその特徴
私たちが普段何気なく目にしている様々な照明器具について、その種類と特徴を詳しく見ていきましょう。
1.シーリングライト
シーリングライトは、その名の通り天井に直接取り付ける、最もポピュラーな照明器具です。
多くのご家庭で採用されており、取り付けも比較的簡単です。一般的に備え付けられている引っ掛けシーリングに対応しているものが多く、ご自身での脱着も容易に行えます。
シーリングライトの魅力 は、なんといってもその手軽さとコストパフォーマンスの高さです。シンプルなデザインのものが多く、どんなインテリアにも馴染みやすいのも嬉しいポイント。
一方で、デザイン性を追求する場合には、やや選択肢が限られるかもしれません。しかし最近では、シンプルな中にもおしゃれなデザインのシーリングライトも増えてきています。
シーリングライトは、一台でお部屋全体をしっかりと明るく照らすことができるため、リビングや寝室といった広い空間のメイン照明として最適です。シンプルで機能的なため、子供部屋などにもおすすめ!
2.ダウンライト
ダウンライトは、天井に埋め込むタイプの照明器具です。
取り付け後は天井面とほぼフラットになるため、天井がすっきりと見え、空間全体を広く感じさせる効果があります。まるで天井から光が降り注ぐような、スタイリッシュな印象に。
ダウンライトの大きな特徴は、その多様性と配置の自由度です。サイズや明るさの種類が豊富にあり、設置する場所や照らしたい範囲に合わせて最適なものを選ぶことができます。
ただし、ダウンライトを一部屋の主照明として使用する場合、一台だけでは明るさが不足することがほとんどです。そのため、通常は複数のダウンライトを組み合わせて使用します。また、取り付けや交換には電気工事が必要となる場合がある点には注意が必要です。
ダウンライトは、廊下や洗面所、トイレなどの補助照明としてよく用いられます。また、リビングやダイニングでは、シーリングライトなどの全体照明と組み合わせて、必要な場所をピンポイントで照らす役割や、間接照明のような雰囲気づくりにも活用されます。
3.ペンダントライト
ペンダントライトは、コードやチェーンなどで天井から吊り下げるタイプの照明器具です。
その最大の魅力は、デザインの豊富さにあります。シンプルなものから、素材や形にこだわった個性的なものまで、様々なデザインが存在し、お部屋のインテリアの主役となることも。まるで空中に浮かぶアートのように、空間を華やかに彩ってくれます。
さらに、デザイン性の高さに加え、特定の場所を効果的に照らすことができます。特に、ダイニングテーブルの上やキッチンカウンターなど、照らしたい場所の真上に設置することで、温かみのある光で食事や作業をサポートしてくれます。
ただし、設置場所によっては圧迫感を感じてしまう場合や、コードの長さによっては掃除がしにくいといったデメリットも考慮する必要があります。
ペンダントライトは、ダイニングテーブルの上、キッチンカウンター、玄関ホール、階段の踊り場、吹き抜けなど、デザイン性を重視したい空間や、特定の場所を照らしたい場合に最適です。一つ吊るすだけでも存在感がありますが、デザインやサイズ違いのものを複数吊るすことで、より個性的な空間を演出することもできます。
4.ブラケットライト
ブラケットライトは、壁面に取り付けるタイプの照明器具です。
シンプルなものからアンティーク調の趣のあるものまで、インテリアに合わせて選ぶことができ、空間にさりげないアクセントを加えてくれます。
ブラケットライトは壁面を照らすことで、間接照明のような効果を生み出し、柔らかな光で落ち着いた雰囲気を演出することもできます。デザイン性の高いものを選べば、壁面を飾るインテリアの一部としても活躍し、空間の個性を引き立てます。
一方、主照明として一部屋全体を明るく照らすのには適していません。あくまで補助的な役割を担う照明器具となります。
ブラケットライトは、廊下や階段の安全対策として、寝室のベッドサイドの読書灯として、洗面所の鏡周りの照明として、そしてリビングや玄関の壁面のアクセントとしてなど、様々な場所で活躍します。取り付ける高さや光の向きを工夫することで、より効果的な照明プランを実現できます。
5.ライティングダクトレール
ライティングダクトレールは、天井に取り付けられたレール状の照明設備です。
「ダクトレール」「ライティングレール」「スポットライトレール」などと呼ばれることもあります。
スポットライトやペンダントライトなど、レール上の好きな場所に様々な種類の照明器具を取り付けることができます。これにより、照らしたい場所に合わせて光の向きを調整したり、必要な明るさを確保したりすることも可能。
また、後から照明の数を増やしたり、配置を大胆に変えたりするのも簡単なので、ライフスタイルの変化や模様替えにも柔軟に対応できます。
ただし、ライティングダクトレール自体が天井に露出するため、そのデザインが気になるという方もいらっしゃるかもしれません。しかし最近では、様々なデザインのダクトレールが登場しており、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
ライティングダクトレールは、リビングやダイニングのように、用途に合わせて照明のレイアウトを変えたい空間に最適です。キッチンカウンターの上に設置して、手元を明るく照らすスポットライトと、雰囲気を演出するペンダントライトを組み合わせるのもおしゃれです。
6.間接照明
間接照明とは、光源が直接見えることなく、天井や壁、床などに光を反射させることで空間を照らす照明のことです。
直接的な光ではないため、眩しさがなく、優しく穏やかな光が特徴。まるで、お部屋全体がふんわりと光に包まれるような、リラックスできる雰囲気を作り出してくれます。
フロアスタンドやテーブルランプ、壁に取り付けるブラケットライト、天井に仕込むコーブ照明、足元を照らすフットライトなど、様々な種類があり、組み合わせることでより豊かな光の表情を楽しむことができます。
ただし、間接照明だけでは部屋全体の明るさを確保するのが難しい場合があります。そのため、シーリングライトやダウンライトなどの直接照明と組み合わせて使用するのが一般的です。間接照明は、あくまで雰囲気づくりや補助的な役割を担うことが多いことを理解しておきましょう。
間接照明は、リビングや寝室など、落ち着いた雰囲気を演出したい場所に最適です。書斎に取り入れれば集中力を高められ、玄関や廊下に設置すればおしゃれな雰囲気を演出し、お客様を優しく迎え入れることができます。テレビの裏に設置すれば、画面との明るさのコントラストを和らげ、目の疲れを軽減する効果も期待できます。
後悔しない照明計画を
今回は、様々な照明の種類と特徴について詳しくご紹介しました。
シーリングライト、ダウンライト、ペンダントライト、ブラケットライト、ライティングダクトレール、そして間接照明。それぞれの照明が持つ個性と役割を知ることで、より理想に近い照明計画を描けるのではないでしょうか。
しかし、実際に照明を選び、配置を考えるとなると、「どれを選んだら良いかわからない」「自分のライフスタイルに合った配置は?」「理想の雰囲気に合う照明は?」といった疑問やお悩みが出てくることもあるかと思います。
「せっかくの新築やリフォームだからこそ、照明で絶対に失敗したくない !」とお考えでしたら、ぜひ、サンロク仙台にご相談ください。
サンロク仙台では、お客様一人ひとりのライフスタイルやお部屋のイメージを丁寧にヒアリングし、豊富な知識と経験に基づいた最適な照明計画をご提案いたします。
明るさの確保はもちろん、空間の雰囲気づくりや省エネ性まで考慮した、あなただけの特別なライティングプランをご提供することで、より快適で、より心地よい暮らしを実現するお手伝いをさせていただきます。